日照の確保(日陰を作る植物の除去)

採草地のクララ
 
昔からの採草地であり、毎年1回9月中旬頃草刈りが行われ、棚田の鍬込みに使われている。
(’06.9.12.撮影)
 陽当たりの良いところでは、草丈の高い「クララ」の占有率が高くなり、日陰を作って他の草類の生長を抑え、場合によっては絶滅させる働きをしている。
 クララの植物体には毒があり、獣や鳥は食べないので(種子は豆状)増殖率が高いのかもしれない。
 この状態は良くないので、種子(豆)が熟する前に選択的に刈り取るのが良いと考えられる。
 なお、クララはオオルリシジミ(蝶)の幼虫の食草であるが、このように大繁茂しては、刈り取らざるを得ない。
(’07.6.26.撮影)
林間のクマザサ
  ヒノキの林床一面にクマザサが繁茂している。一見、他の雑木があまり生えなくて良いように見えるが、早春に木が水を地面から吸い上げ、活動を始める時、地面への陽当たりを悪くし、地温を上げる効果は薄れるので木の生長は劣る。
  また、林床に多種類の雑木や草類の生育を妨げ、植物の多様性確保に貢献しないと考えられる。
 除去するには、根茎を物理的に除去するか、地際で刈り取り、その切り口に除草剤を筆でぬるやり方もあるが、多すぎて及ばない場合は,周辺環境のことも考慮し、除草剤の散布もやむを得ないと考えられる。
(’05.11.11.撮影)

  

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